よしみさんの信じることを書き綴るブログ

30代OLよしみさんのブログ。疲れた心の休憩場所。

共感できない女。

またまた山手の空。

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澄んでる。

 

 

 

傾聴って、難しいですよね。

 

ネットワークビジネスやってた時も、

保険屋さんをやってた時も、

傾聴しなさいと言われてました。

 

話す時間を100とすると、

相手の話を聞く 80

自分の話をする 20

にすると、信頼されやすくなる。

話す力よりも聞く力!

 

と。

 

たしかに、人の営業トークをずっときくのは苦痛です。

話を聞いてもらえて同意してもらえると、気持ち良くなって、

ついつい心を許してしまうのかもしれません。

 

わたしは長年この傾聴が苦手でした。

 

大きくうなずかなきゃ、

笑顔で聞いてあげなきゃ、

相手の価値観を引き出さなきゃ、

共感してあげなきゃ、

共通点を探さなきゃ、

信頼されるような話題に持って行かなきゃ、

相手が買いたくなるようなポイントを探さなきゃ、

営業に有利になるように進めなきゃ、

売らなきゃ、

売らなきゃ、

売らなきゃ、

売らなきゃ、

 

 

 

…じゃないと、また上から責められる。

 

 

 

↑結局これがすべてでした。

 

ダメな結果を持ち帰ることが恐怖でした。

 

そんな状態で人と会って、

相手の時間を奪っていたんだなあ。

 

わたしに営業かけられてた方、

お茶してた方、

まことにすまーん!

 

 

あの頃は、

人の痛みや喜びに共感してあげられる人になろうとしていました。

 

でも、ある日気づいちゃったんです。

 

 

わたし、人に興味ないわあ(・∀・)笑笑

 

 

さいてーやん?

 

相手が悩んでようが苦しんでようが、

興味ないんですよ。

 

だって相手の苦しみがどんなかわからないし。

想像してあげることはできても、

それが見当違いかもしれないと思ったら、

そこに体力使うよりももっと建設的なところに注ぎたい。

むしろ自分自信がいろんな悩みで苦しいっていうのに、

他人の苦しみまで感じてあげられる余裕ないっす。

 

ひどいよね。

冷たいよね。

そこに関しては、蔑まされても文句言えないっす。

 

 

でも、

不思議なんですよ。

 

人に興味がないと気づいたとたん、

傾聴がすごく得意になったのです。

人の話を聞いてあげられるようになったのです。

 

おもしろいよね。

 

人に興味がないから、

言いにくいこととか、

ききにくいこととか、

ズバズバ言えるようになったんです。

 

ちょっとでも不可解なことがあると、

「え、どういうこと?」

「ちょっとわかんない」

「いや〜、わたしには理解できないわあ」

「あなたって、こうこうこういう考えを持つタイプなんですね」

「わたしにはない考えなんですけど、どうしてそう思うようになったんですか?」

「好きじゃないわ〜笑笑」

ってずけずけ言えちゃう。

 

先輩にも、

「どういうことですか? ってすごいきいてくるよね笑笑」

と指摘されました。

 

興味はなくても、

わからないことはとことん聞いて理解するのが礼儀、

と割り切ってるからそうなるのかもしれません。

 

あ、さすがにお客さんにはもっと丁寧な対応してますよ!笑

 

以前のわたしは、

自分を大きく見せようとしていました。

誰にでも優しく、

共感力の高い、

できる人と思われたかった。

だから、共感しなくていいところまで共感しようとして、

相手の課題を自分で背負おうとして、

ウェットな女に成り下がり、

いい人だけど、ちょっとめんどくさいなって思われてたのかもしれません。

 

でも、本当のわたしはどうなの?

 

と蓋を開けてみたら、

しょぼい自分がそこにいたわけです。

 

さっと認めました。

 

人付き合いで疲弊してたので、

人に共感できないちっぽけな自分を受け入れるのは、

割と容易でした。

 

何事も、肩の力を抜いてがいいですね。

 

人から、あーしなさい、こーしなさいってあれこれ言われても、

それでガチガチになるくらいだったら、

うるせー黙れ! って一喝して(心の中で)

力を抜いて、

何事にも挑戦していけたら、いいですね。