本当は、もうすでにある。
きのうはお休みで、
予定をキャンセルして、
一日中ベッドで寝っ転がってマンガを読んでました。
私が中学か高校のころに流行った少女漫画で、
久しぶりに読みたいなあって思っていたら、
たまたま3巻までネットで無料で読めて、
そしたらやっぱり楽しくて、
懐かしいなあ。
マンガの内容もそうだけど、
一日中マンガを読むこと自体が久しぶりすぎました。
あの時はマンガや小説が大好きで、
熱中して読んでました。
絵を描くことも、物語を書くことも大好きで、
一度集中すると、真夜中までやってました。
どうして忘れてしまったんだろう。
自分の力で稼ぎたい、
お金の不安がない生活がしたい。
そう思いはじめてから、
心も体もボロボロにして、
寝る間も惜しんで駆けずり回って、
かつて私が好きだったものを捨ててしまって。
その時は仕事にも夢中になってたけど、
プツンと糸が切れたように体が動かなくなってから、
徐々に、私が好きだったものを思い出しました。
寝るのが好き。
家でのんびりしてるのが好き。
動物が好き。
本が好き。ビジネス書ではなく、小説やマンガが好き。
空想が好き。
文章を書くのが好き。
絵を描くのが好き。
見栄や打算をぜんぶ削り落としたら、
わたしの好きなことってこれくらいです。
このインドアさ、半端ない。
お金を稼ぎたくて、
人に認められたくて、
後付けで貼り付けたアクティブでパリピ系の趣味たち。
嫌いじゃないけどね。
でも、無理してる感じ。
どこか好きになれないけど、大好きな趣味だと言い張ってた。
たった1人でも続けるか? と聞かれたら、即やめれる。
人目を気にして、
損得ばかりに注目して、
小さい頃から大切にしてたものを捨てていたなあ。
1円のお金にもならなくても、
本当に好きなことがあるって、
なんて幸せなんだろう。
わたしにはなにもない。
そう信じてた時は、
なんとか見つけ出そうとして、
外側ばかり目を向けた。
でも本当は、
全部、全部持ってるのかもしれません。
捨ててしまって、忘れているだけで。
幸せになる方法も、
もうすでに見つけているのに、
自分で排除してしまっているだけかもしれません。
外を向くのは、
もう少し後でもいいかな、
と思った休日でした。